日本はどこへ向かうのか?

と、まぁ大上段に構えたタイトルですけど

最近さ、よくニュースで耳にする

そう「外国人労働者」

についてフト疑問に感じたことをひとくだり。


バブル崩壊後日本経済は持ち直しつつある。

と、各方面では言われてますが

みなさん実感あります?

わたしゃないね。


でね

各方面で労働力不足が声高に言われてますが

本当にそうなのかしらね?


例えばさ

飲食店。

この業界でも店舗運営に深刻な影響が出てるとか。

特にチェーン展開している食堂では

外国人労働者はなくてはならない戦力とか。


で、考えるわけよ。

現在我が国の出生率は最低水準。

先の大戦後順調に推移していた増加率が

ここに来て近い将来

「社会保障はどうなっちゃうの?」

一庶民が深刻に考えなきゃいけない昨今であります。


だってさ

健保にしても政府掌管の年金にしても

労働人口増加が前提でしょ。

お上が禁止している

言わば「無限連鎖講」。



補足すると

年寄りは順調に身罷らねばならない。

じゃないと人口ピラミッドは

三角形にはならないものね。



ところがだ

年々うちの国の平均寿命は延びる延びる。

そこに出生率低下が拍車をかけて

現在、人口構成は完全な逆三角形。

社会保障の財源の底が見え始めたんじゃないの?


この点を抑えた上で

改めて「労働力不足」を考察。


不足してるからにゃ

「それを欲してる企業がたくさんある」

と普通は考えますわな。

つまり「儲かっている」

ですな。


儲かっているからにゃ

国の財政も潤うはずですわな。

税収も増えるはずですからね。

普通に考えると。


経済は持ち直していても

財源不足?

私は意味がわからない。


経済界の持ち直したはずの

潤沢な資金が社会に環流してないのかしら?


日本人は減っているのですから

それに見合う労働力で良いはずじゃん。


でも足らない。

何かがおかしい。


日本人は減っている。

しかし、お客が捌けないから

外国人労働者は必要。


単細胞で考えると

いずれお客も外国人

接客も外国人になるんじゃ?



そこにこれまたおかしなことを

お上は言い始めた。



曰く

「観光立国」を目指し

2020年には訪日客4000万人が目標とか。

なんで観光客の落とすお金を

あてにせにゃならんの?

なんで?


ご当地にも一応「観光地」はありますが

その看板に書かれた多国籍の文字には

正直うんざり。

ワザとらしく「日本」を装はなくてもいいんじゃ?


話は飛びますが

うちの国では現在の世界経済を牽引する産業、

ITですな。

その分野では間違いなく最先端におりました。


ところがだ

それがいつの間にか

転げ落ちて

その分野では飯が食えなくなってしまっている。


東芝さんなんてその最たる例ですよね。

この会社の開発した技術なしには

現在のITは成り立つていない。

その当該会社は

なんと会社を残す為に

その稼ぎ頭の部門を身売りしてしまった。



本末転倒も甚だしい。

いえ

素人考えですがね。


長くなりましたがね

言わんとすることは

「国家百年」

とは言わず

さらに長いスパンで国を導く

いえ、

国民一人一人が考えを持つ国つくりを

しっかり考える良い時期ではなかろうかと。



希少種になりつつある我が国民が

ことIT関連となると

現実的な生産性のない言わば

「精神論」を希少種の日本人に高額で売りつける。

そんな再現性のない

「儲け話」で台頭している人たちもいらっしゃる。

とか意外性を売りにしている動画で稼ぐ人。

現在のネットの世界ではそんなのばっか。



そんなの長続きするわけないじゃん。

いつから地に足の着いていない人種に

成り下がったのかしらね。


結構わたしゃ深刻に考えてますよ。

だってさ

現実、子供の貧困

高齢者の貧困

最低の出生率。

我が子の先行き心配じゃん。


ここはひとつ

世界どこへ行っても通用する

知性を身につけるべく

「勉強せえよ!」

と言い続けるしかないのでありますよ。