性格の先鋭化。

 

これ、すごいよ。

 

人間の性格は年を取りますと

概ね３つに分類されて行きます。

病気を除いてね。

 

以下、知り合いの医者に聞いた話ですが

我が身、

いや

我が身の回りに当てはめてみて

「いや医学ってすごいな」

と改めて実感する次第。

 

一般的に

そう童話に出てくるお爺さんお婆さんは

 

円熟型と思われます。

 

人間の角が取れて

「ねぇばさんや」

と、かぐや姫を育てる

また一寸法師を育て送り出す

 

俗に言う好々爺とか

女性の場合はなんと言うのか存じませんが

それね。

 

現代版で申しますと

豊富な経験から

至極真っ当な

そしてその人格から

仲裁に入られると

「顔立てる」じゃありませんけど

「あなたがそう言うなら」

と鉾を収めざるを得ない先輩。

まぁ一般論として

そんな年を取りたいものではあります。

 

次に反動型。

 

これはよく見るパターン。

「若い時はあんなじゃなかったのに」

と言われるタイプ。

超真面目できちんとしていた方が

「あら？」

と生活全般がだらしなくなるタイプ。

 

これ、結構目にします。

家が「ゴミ屋敷」になるのも

ほぼほぼ医学的に理解はできます。

 

これは男性だけの特許かと思うと

さにあらず。

女性にも存外多い。

 

近いところでは

我が母がそうですね。

何しろ物が溢れて来ると

居所を変えて

一部屋ずつ潰して行くのですから。

 

あと浪費の癖がつく人もいますね。

とにかくいつの間にか

人様からお金を借りてまで

何かを買いたい。

このタイプはビジュアル的にも

大変よろしくない。

 

そして拡大型。

 

これは先鋭化と言われますが

若い頃は理性やら

常識やら社会性で抑圧していた

本来の性格が加齢と共に

その実体が徐々に姿を顕してくる。

 

この方が身近にいると

そりゃたまりません。

「舌鋒鋭く」を通り越して

グサグサと抉って来ます。

 

それは言葉であったり

態度、表情であったり。

 

人間はコミニケーションで

心のバランスが崩れる生き物でもあります故

いえ

バランスを崩す場合

ほとんどそれでしょう。

 

バランスを崩さないまでも

萎縮しますよ。

 

なぜそこまで言えるかって？

 

私がそうですもの。

家内の先鋭化が激しく

どこで地雷踏むか

戦々恐々の日々でございます。

はい。

 

知り合った頃は

「天使」だったんだけどなぁ。

 

別格は病気ね。

認知症？アルツハイマー？

どちらがどうなのか

詳しく調べたことはありませんが

我が父がそうでして

これはすごいですよ。

アッと言う間に進行が進み

コミニケーションどころではありません。

会話が成立しない。

その前段階で

異様な言動と行動が起こります。

それはまた別の機会に。

 

淀みのない川の流れの様に

年を重ね

そして大海にたどり着きたいものであります。

 

今日はシミジミでしょ（笑）