子供を見るにつけヘリコプターペアレントになりたい私。

父親の役割とはなんだろう。

 

最近良く考えます。

良く言われるのは

しっかり稼いで家族を食べさせる。

不自由のない生活をさせる。

 

でしょうが

では、一時的にしろそれができない父親は

存在意義がないのか。

 

すると私は消えねばなりません。

 

まぁ超現実的な話は置いて

子供の成長過程に父親の及ぼす影響?

と、必要性はなんなのか。

特に男子の場合。

 

それが実にわからない。

と、言いますか

実に切ない。

 

概ね一般論として

 

いや一般論も沢山ありすぎて

どれが「一般」なのか

チトわかりかねるのですが

一番関わるのは

子供が、それこそヨチヨチの頃から

小学校6年生位まで。

 

小学校も高学年ともなりますと

結構個性が表れていて

「オッ!」

てな答えが返って来たりします。

 

その頃ともなりますと

いくら可愛いとは言え

ダッコする訳にはいきませんから

そうですね

概ね3年生頃まででしょうか。

 

その間

本当に子供が私を父親と認識して

自分を投げ出して来るのは

ほんの5〜6年。

実に短いですね。

 

それからは何でも親が言う事には

一応反論して来ます。

それがまた子供っぽくて良いのでありまして

その頃までは子供にとって

その社会は親が全てありますよ。

価値観とか対外的な対応の規範であるとか。

 

高校生ともなりますと

それが他者に移行して行く。

 

子供の世界のみならず

誰であっても、その交友関係は

密に入り祭に入り聞いたり

調べたりするもんじゃなりませんが

しかし我が子であります。

そりゃ知っておきたいじゃありませんか。

 

まず第一段階として

友達がありますね。

その友人がどんな人物なのか

そりゃ気になります。

が、ここはグッと抑えて

子供が話してくれる情報だけに

止めなきゃいけないようですね。

つまり子供は自分の世界、

社会を作り始めているのですから。

 

そして自分の範とすべき人を見つける。

範は言い過ぎですが

影響を受ける他の大人を見つける。

 

例えばこれまた良く聞く話で

 

「親にも言ってない事」

 

とか良く聞くでしょ?

当の親としては、それ聞いたら

心中とても穏やかでいれるはずはない。

 

しかし、これまた親の務めとして

反面教師をやらなきゃならない。

 

特に男子の場合

母親と近くなるそうですから

父親が一手にその役割を負う事になるのです。

それは後に子供が成人してから

一緒に酒が飲めるようになるまで

ジッと我慢の子でなくてはなりません。

 

しかし

親と言えど人の子には違いはありません。

やっぱり感情、特に寂しさは

一際こたえるのでありますよ。

 

一手に反面教師の役をやってる私としては。

 

しかしそれを超えなきゃ子供の成長を

いや人間性を曲げてしまう。

 

最近聞いた言葉で

ヘリコプターペアレント

 

なる親がいるそうですが

幾つになっても「子供の為なら。」

と子供の頭上で

ホバリングしてるそうであります。

 

その結果

子供が幾つになっても依頼心が抜けない。

最近そんな子供?

大人の体をした子供が増えているそうです。

 

まぁそれは今の私にとっては関係のない話で

 

最近メッキリ私と話さなくなった子供。

 

その現状を見る限り

子供は順調に育っている様で

逆に安心せねばいけないのでしょう。

 

その子供といよいよ離れて暮らす

いえね

今までも6年間そうだったのですが

それは「いざ」となったら

いつでも車を飛ばして行ける距離でありました。

今度は飛行機に乗らなければ

会えない距離となるのでありまして

このモヤモヤとした感情を抱えたまま

物理的にも離れてしまう。

 

それが何とも切ないのであります。

 

まだまだ親には成り切れてませんな。

 

それどころか

ヘリコプターにもなれませんな。

現状だと。

 

頑張ろうw

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