ミッドウエスト カン Midwest Can 便利に使っています。1ガロン用 アラジンストーブに丁度いい。

今日は「超」マニアックなお話。

心してお読みください。

 

Midwest Can Company

 

アメリカはイリノイ州にある

ポリタンク専門?の会社。

 

ご存知でした?

わたしゃ知らなかった。

まぁ知ってる人の方が圧倒的に少ないでしょう。

当たり前です。

でも社名、カッコいいね。

 

単なるポリタンなんだけど

今日マジマジと眺めて

これは?

と調べてみました。

 

見た目は本当に単なるポリタンク。

いつだったか

大昔

マニアックなキャンプ用品屋さんで

頂いた記憶があります。

キャンプやってる方は

お分かり頂けるかと思いますが

 

キャンプにガソリンやら灯油は欠かせません。

 

なぜって?

まずランタンでしょ。

これなきゃ真っ暗。

それからバーナーでしょ。

これなきゃ飯にありつけない。

 

じゃなぜ石油燃料を使うのか?

今だったら

カセットガス式で代用する事は可能です。

勿論キャンプ用の器具専用のガスボンベですけど。

と、言いますか

ガス式を使ってらっしゃる方がほとんど。

これ書き出したらキリないから

また書きます。

 

とにかく私のキャンプにはガソリンが欠かせない。

なぜか?

答え。

それは真冬にキャンプ行くからです。

 

こちら九州ではマイナス10度とか

まぁほとんど無いのですが

北関東とか長野で真冬にキャンプすると

稀に遭遇します。

真冬の北海道とか東北では流石に

チャレンジャーになってしまいますから

それは他の方に譲るとして

私の様な素人に毛の生えたキャンパーが

結構な寒さの中で

ガス式でキャンプしたらどうなるか?

まず真っ暗。

そして飯抜き。

 

なぜか?

低温

それも並の低温ではなく

山とか高度が高いところでの低温だと

ガス式だと液化したガスが揮発できない。

よって着火しないのであります。

特に冷え込みが厳しい夜になると。

 

そこで「火」が使えないとなると

ひたすら寝袋に包まるしかない。

 

で、ガソリン、灯油の登場となるのです。

彼らは寒くても気化させることができまして

何しろ凍りませんから

さらに発火点が低い。

簡単に言えば

霧状にして火をつけてやれば燃えるのです。

 

で、明るくもなれば暖かくもなり

そして飯も食える。

 

ですがね、1つ問題があるのですよ。

その燃料をどうやって運ぶか?

確かにコールマンさんとか

ホワイトガソリンを缶入りで売ってますが

それを行く度に買っていたら「勿体無い」。

1リッター千円に近い。

それにどれ位使うかわからないでしょ。

ホワイトガソリンて

ガソリンを更に精製したもの。

バーナーとかランタンとか

燃料を霧にするノズルが小さいのね。

それで不純物の少ないホワイトガソリンを

推奨する訳です。

 

でも、私らはガソリンをスタンドに行って

普通に買って持って行くのですが

普通のガソリンが装具に使えるのか?

 

答え。

つか使える装備しか買わない。

海外製品には使えるものが多いのです。

 

世界は広い。

 

結構な数のチャレンジャーさんがいて

過酷な自然の中で「野宿」されてます。

そんな方達ではガソリンを使う器具は

一般的であります。

第一、超僻地で一々ホワイトガソリンを

買いにいける訳がない。

し、入手はまず無理。

現地で調達できる万国共通の燃料として

ガソリンが選ばれる訳でありますよ。

 

メーカーによっては

ホワイトガソリン、ガソリン、灯油

全部「使用可」な物も多いですよ。

 

で、ガソリンスタンドでこれに満タン。

アナウンスでは車以外には給油禁止ですけどね。

そこは馴染みのところでお願いするとして

450円前後で満タン。

約4リッター。

安上がりでしょ。

 

でもね

これ消防法で金属製以外のものにガゾリンを入れて

持ち運んではいけないのですよ。

その原因は

ガソリンの揮発性は灯油の比ではない事。

おまけに発火点が低く引火性が強い。

普通に密閉した様でもどこからか揮発して漏れ

出火の原因となりかねない。

よって金属製のみ。

国内のメーカーさんでは灯油用のポリタンクは

製造していても

ガソリン用のそれは製造していない。

 

ところがこれはガソリン専用のポリタンク。

なぜなら、これ米国製。

その名もMidwest Can Companyさんの

FUEL CONTAINERS

横文字で書くとカッコイイ!

あちらはポリタンクでもガソリン入れていいのね。

現在も作り続けてらっしゃいますから。

つか、それ用の構造で作っている。

 

これさぁ

形はポリタンだけど

本当に小さくて

それに側面の横文字が効いていて

実にカッコいいのよ。

ね!

 

でもね

最近は子供も大きくなり

キャンプにさっぱり行かなくなっちゃった。

出番を失った彼はかわいそう。

 

で、ハタと気がついた。

 

私は暖房にアラジンのストーブを使います。

ところが以前書いた様に

アラジンは燃料タンクと本体が一体式。

灯油を置いてある場所まで本体を

えっちらおっちら運ばねばなりません。

か、灯油の入ったポリたんをストーブまで

持ってきて給油するか。

 

実に面倒なのです。

そこで目を付けたのがコレ。

コレに灯油を入れてアラジンまで

持って来て給油すればいいじゃん。

 

で、早速

このポリタン

ナカナカの優れもので

中にノズルが内蔵されてます。

まずこの状態から

一番上のキャップを取ると

そして

この白く見えるノズルを引っ張り出し

逆さにして黒いキャップを締め込むと

これで準備完了。

後は後部の小さなキャップを外してやると

そらもう勢い良くドドドっと。

 

ちょうど上手いことに

アラジンのタンクとこのポリタンクの容量が

同じなのですね。

 

しかし

キャンパーの方はご懸念があるかと存じます。

それはガゾリン容器に灯油は入れても良いのですが

ガソリン容器に灯油を入れるのはご法度。

と言われていました。

 

ここは大胆に灯油用に使ったものを

ガソリン用に戻すには

中をガソリンで洗えば良いのです。

 

なんか今日は「禁じ手」が多い気がする(笑)

 

で、この会社のサイトを覗いてみましたが

現行版より私が持ってる方がカッコいいじゃん。

現行版には後ろの空気抜きの黒いキャップないのね。

 

こんな小さな事なんだけど

見た目とマニアを満足させる度合いは

全然違うのにね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です