知人のお店のストーブのことは先日書きました。
実はまだ決断がつかないのですよ。
まず第一は金策ね。
次に家への「持ち込み」ね。
昨夜お店にお邪魔したら
まぁ綺麗に磨いてらっしゃったのよ。
パーフェクション のタンク。
これは1710のもので真鍮製。
美しい!
レトロで何とも心を動かされます。
1710ってこれね。
これはチムニーがガラス仕様ですが
そのガラス
何とオリジナルのパイレックスが付いてます。
フルレストアで完璧ですな。
でもね実は私これにはあまり興味はなくて
あるのは
コレ!
125。
これは一般に良く見るタイプと違い
何が違うって?
普通にパーフェクション と言いますと
ガラスのチムニー浮かぶでしょ?
胴体ね。
もしくは
クランデーションの効いた
綺麗なホーロー引きのそれを
皆さん想像するでしょ?
色としてはブルーが一般的なのかな?
型番は525ですね。
The パーフェクション としては。
ところがさ
耐熱塗料塗っただけのもあるのよ。
勿論ストーブの塗料ですから
ガンガン熱を持ち
そして冷める。
これを長年繰り返してりゃ
そりゃ錆びますわな。
その錆びと元の色がいい具合に混ざって
「いい味」出してるのよ。
この個体
外見はレストア
つまり塗り直しないで
中身だけ
綺麗にオリジナルに戻してあります。
個人的に残念なのは
タンクがフツーの鉄。
真鍮のタンクはこの型以降。
残念だけどオリジナルが
そうなのだから仕方がない。
そしてこれはガラス芯に替えて
使い勝っても大変よろしい。
アラジンも大好きですが
パーフェクション は使い勝手も
大変よろしい。
お使いの方は
「そうなのよ!」
と膝を叩くと思いますが
アラジンはさ
燃料給油が面倒なのよ。
何故って?
だって燃料タンクが本体にくっついてる。
つまり
給油する為には
本体ごとポリタンクまで持って行って
「醤油ちゅるちゅる」で
シュコシュコやるか
20リッター入りのポリタンクを
アラジンの本体まで運んで
シュコシュコやるかどちらかしかないのよ。
パーフェクションは タンク別体式。
これは言うは易し
しかしその便利さは使った人しか
わかんねぇだろうなぁ。
それもさ
画像の様に超かわいいタンクだぜ。
給油が楽しみ〜♪
となるのです。
まぁフェンヒーターはタンク別体ですけどね。
あれは楽しみになんてならねぇわな。
このパーフェクション のタンク
何とも言えないまた別の味があるのよ。
まず燃料計でしょ。
超アナログの世界。
現代はさ
車にしろバイクにしろ
燃料計は味気ないものが多いでしょう。
まだ針がついているものは許せるとして
液晶のまである始末。
そこにこの燃料計。
ヨダレが出ちゃう。
それから燃料キャップ。
不思議でしょ?
燃料キャップに味なんて。
何となればさ
これらの燃料タンク
蓋にネジ切りがしてないの。
最初の画像にあるキャップもそう。
引っ張って
ポン!
と外れるのよ。
はめる時は
キュッ!
胸トキメキますよね。
あ〜
わかんねぇか。
んじゃしょうがない。
とにかく
マニア心くすぐる
いや直撃なのよ。
勿論、現代では消防法から
こんな構造では製造してはいけません。
相当昔の「現代版」にもない仕様。
ゆえに
当然耐震装置も
他の安全装置も一切ついていません。
それゆえ
デザインの自由度も高く
綺麗でしょ。
アラジンも綺麗なのは16型までよね。
でもさ
こんなのに
まぁアラジンもそうだけど
一旦火を入れると
結構「見入ってる」時間長いから
下手に安全装置つけるより
安全かもね。
もうこうなりゃ病気かw