ポメラートのドドの指輪が入らなくなった。

ポメラートと言う会社。

 

以前は

と言いましても10年は余裕で前ですが

お品も良く

デザインも良い。

イタリアの会社でしたな。

最近見ないけど

まだ存在してるのかしら?

 

発見したのは、

まだ我が郷土のデパートが

ブイブイ言わせていた頃。

ブランドショップばかりの別館を作り

その一角に小ぢんまりとあったのですよ。

 

今は見る影もなく

ブランドは次々撤退。

現在はHandsが入ってますけどね。

 

で、そのポメラート。

シリーズがありまして

その名も

DoDo。

ドド。

トレードマークが鳥。

七面鳥?

と思っていましたら

ドードー鳥。

絶滅したらしいのですが

そのシルエットは誠にコケティッシュ。

こんなん。

 

このシリーズ個人的に大受けしまして

 

男はアクセサリーなんざ着けるもんじゃねぇ!

 

が私のポリシーでありましたが

何故かこのDoDoのリング

銀製ですが

魅かれるものがありまして

「くれ!」

となったのであります。

 

ところがですなぁ

わたしゃ自慢じゃないが

当時は「ふくよか」。

で、そのリングも実に「ふくよか」。

しかしその「ふくよか」加減が

私の琴線に触れたのですな。

 

しかしサイズがない。

在庫は余裕で入らない。

しかし欲しい!

「じゃぁ」

店員さんがイタリアから

「取り寄せます」と。

高額商品ではありませんでしたが

その意気や良し。

 

待つことしばし。

連絡受けて引き取りに行きましたが

商品を見てビックリ。

 

元々商品自体が「ふくよか」なものですが

それのサイズアップ版。

見るなり

「これ水道屋さんの?」

と思わず聞いてしまう位の代物。

 

まぁはめてみりゃ

それなりに見えまして

しばらく愛用しておりました。

 

その後、私自身にある出来事がありまして

見る見る痩せて行くのが

自分でもわかる位のやつれ様。

そうしますと

指輪がスッポ抜ける。

何しろこの指輪

ふくよかにして重い。

腕を下に向けるだけで

ポトリ。

 

そこでお店を訪ねますと

ない。

 

もう既に撤退した後でありました。

 

捨てるにゃ惜しい。

そいでサイズ直しをやってくれるお店を

探しまくり

いや、結構あるんですが

相性ってのがあるじゃない?

それ何事にも大事。

やっと灯台元暗しでオーナーさんが

ちょいと芸術家肌のお店がありまして

サイズ直しを依頼したのでありますよ。

 

画像の通り

表面には文字が切れ目なく入っておりまして

それを違和感なく切断するとなると

結構センスを要求されます。

 

これまた待つことしばし。

仕上がりはスンバラシイ。

ところが、益々やつれまして

2度のサイズ直し。

 

その内、日常的に外したりつけたりが

メンドくさくなりまして

何しろ太いのですから

手に石鹸つけて洗う場面では

必ず外さなばなりません。

洗顔、シャワーも同様。

そいで以前愛用していたカバンのポケットに。

 

で、最近その以前のカバンから発見。

はめて見ますと

第一関節までは余裕。

ところが手の付け根と関節の間のお肉。

ここで引っかかる。

 

まぁ無理に通せば指の根元は細いですから

入るのでしょけど

間違えると抜けなくなり

葡萄の蔓に針金巻いて

それが成長した様相を呈する。

 

気持ちの余裕ができましたら

また例のお店を訪ねてみようかと。

 

しかし、私の体型も然りですが

 

世の企業の移ろいも激しいものがあります。

ネットでお店を検索するも。。

 

そこに至るまで

色んなドラマがあったんだろうなぁ。

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