来年2月25日は国立大学の二次試験。
こちらは遥々九州であるから
当然受験地までは飛ばねばならぬ。
まだ先の事とは言え
受験ともなれば
そら念には念を入れる。
で、今月初頭に予約した。
予約はしたものの
決済はまだであった。
理由は簡単。
カードの締め日が19日。
20日に決済すれば落ちる迄に
一ヶ月の猶予が生まれる。
我ながらセコイ。
おっと「落ちる」は禁句であった。
ホテルは学校担当の代理店が
毎年ある一定数は確保しているから
それは心配ない。
誠にありがたいことである。
何しろ現在の東京は
ホテルが取れないことおびただしい。
し、値段も跳ね上がっている。
そら高級ホテルは取れるであろうが
普段、私たちはビジネスクラスである。
以前から使っていたホテルも
いくつかあるが
予約の難しさは今まで経験がない程である。
冗談かと思ったが
フロントと馴染みのホテルも
以前の料金に一万円も上乗せされている。
なんだか東京がエラく遠く感じるのである。
それはともかく
その一番の問題であるホテルの心配が
全くなくなったのは僥倖である。
ただ、理系文系で投宿先が違うのは
ご愛嬌。
そこで問題が一つ。
子供の学校では予餞会
卒業式が早いのである。
学校から一同打ち揃っての上京なら
担当の代理店にお願いして
一括予約、発券で
話は早いのである。
何しろ相手は最強のJTBである。
が、
時は既に各々の在所に散った後。
故に各自が交通手段を
確保する必要に迫られる。
いつもの上京ならカード会社に
航空券は頼むのであるが
なぜか今回は「すわっ!」色めき立ち
聞くや否や
スマホで航空会社に予約を入れた。
実に計画性のないオヤジではある。
まぁ誰でもやっていることではあるし
現在は出発ゲートも「スマホかざして」
の方も多数いらっしゃる。
そう案ずることもなかろう。
とタカをくくっていたのだが
なんとまぁ
予約を入れ、
席まで取れたまでは良かった。
で、ここからが実にアホなオヤジの
本領発揮であった。
確認メールを普段使っている
同期させてあるPCのアドレスを
スマホで打ち込んでしまった。
その際
受信は「スマホ」と「PC」が
選べたのだが
これまた念が入ったことに
「PC」をポチってしまった。
当然「確認メール」がスマホに即座に届き、
当然である。
同期しているのであるから。
それの指示に従い
決済に駒を進める。
が、だよ
打ち込み指定したメールアドレスは
PC様式。
当然確認メールの案内指示も
書式がPC用であった。
スマホの画面では
小さすぎて
書けない。
ほれ!
実にめんどくさい。
じゃあ
とPCでチャレンジするも
これがなんともはや
うまくいかない。
その理由は定かではない。
が、
そこでこれまた「ハタ」と気がついた。
これって私のスマホで予約確定し
決済するのであるから
当然QRにしろバーにしろ
私のスマホにしか届かない。
乗るのは息子である。
どうすりゃいいのよ?
で、結局アナログ。
当地には日航の支店はない。
そいで福岡の支店に電話を入れた。
HPの案内は当然明記してあるが
なぜか「0570」で始まる有料電話。
ここで吝嗇家の本領発揮。
スマホの契約はコールフリーである。
つまり何処に電話しても
一定額を払っている限り
課金はされない。
しかし0570で始まる有料は違う。
20秒10円で課金されてしまう。
そいで092で始まる福岡支店に電話。
実にセコイのである。
いや、それにしても
近頃のコールセンターは実に礼儀正しい。
こちらのトンチンカンな質問、
やり様をただし
見事に誠実に完遂履行してくれた。
玉置さんありがとう。
で、結局昔ながらの
番号を頂き
それを発券機に打ち込むことで
ことなきを得た。
今回の見事な反省点。
「スマホ」と書いてある指定は
それに素直に従うのが正道である。
それをやってさえおけば
我がスマホ
無双のApple Payにて
タッチ決済が可能であったはず。
なんだかんだと言いながら
まだオツムがアナログであることを
正直痛感した。
これではQR先進国中国では暮らしていけぬ。
住む気は毛頭ないけど。