焦り この根拠なき気持ちの動揺。

「あせる」

 

現状の自分が他人と比較して

劣っていると感じてしまう。

 

もっとも多い「あせり」は

これではないかと考えます。

 

自分が予定していたことが

予定通りにいかない。

これも「あせり」ますよね。

 

この二つが同時に起きてしまうと

凄まじいストレスとして

体が無条件に反応してしまいます。

本当に身体は正直。

 

まず、どうにか他人と同じ位置にいたい。

それがショートカットの思考を産み出す。

 

冷静に後に思い返し

考えてみれば

「なぜあの様な短絡的なことを」

とか

「なぜあんなに稚拙なことを」

とか

「なぜあの事だけしか見えなかったんだ?」

 

本当に「大人」に成りきれていない

いや

頭の悪い自分を嘆くのであります。

 

一旦、この「あせり」のスパイラルに

陥りますと

抜け出すのが容易ではありません。

 

それが嵩じますと

ひたすら自転車で言えば

 

「漕ぎまくる」

 

しかし実はその自転車は

昔風のスタンドにまだ立ててあり

ペダルを踏めども踏めども

前に進むことなど

あるはずかない。

しかし漕がずにいられない。

「居ても立っても」

ですな。

 

その間にも

横目で見る他人様は

スイスイと前に進んでいる様に見え

なお「あせり」は募る一方。

 

「こんなに漕いでいるのに」

 

空回りばかりしている。

そして「漕ぐ」自転車を

次から次へ変える暴挙。

 

しかしそれは自分の体格に合うものではなく

結局「空回り」で、

余計に貴重な時間とお金を無駄にする。

 

一度スイスイと自転車を漕いで

前に進めたことのある人は

余計にその気持ちが募るのであります。

 

実社会で申しますと

 

一度「成功体験」がありますと

 

次に考えた事業を安易に考える傾向が

実に強い。

 

「俺がやるんだから」

 

と根拠のない自信が顔を覗かせます。

 

しかし

その成功体験。

実はその時は真摯に地味に

愚直にその仕事を

ありがたく

やらせて頂いていた事など

すっかり忘れ

「成功した」

との記憶だけが残っているのです。

 

世の中、そんなに甘くない。

安易に自分を信じ

緻密な計画も、

地味な努力もなく

次々と事業に手を出し

中途半端に終焉を迎え

時間とお金が消え失せ

 

「アッ!」

 

と気がついた時には

結構な年を食らい

あれだけあった蓄えが底をついている。

 

「これからどうするのか?」

 

それが益々「あせり」に拍車をかける。

 

いきなり輝き始めたお隣が

スィッと視界に入って来て

「あれ?」

と、焦る。

 

実はその方たちは水面下で

いや、長い時間をかけて

地味にコツコツと積み上げてきた事にも

思いは至らず

他人様が出来るのだから

自分も出来ると思う浅はかさ。

コツコツの方に敵うはずもない。

 

ここで頭冷やして。

 

物差しのスケールを

「人生」に置き換えまして

その「あせる」期間を俯瞰しますと

自分の愚かしさに気がつくのです。

 

さほど長くはない。

 

そして

「山」が高ければ高いほど

「谷」は深く感じます。

 

ではどうするのか?

その「谷」を浅くするのです。

思い込んだ「山」の高さを

思いっきり低くする。

謙虚に山がそれ程高くなかった。

認めるのです。

 

記憶にある山の高さを一度忘れる。

すると自分が如何に凡庸か

わかろうと言うもの。

 

昨日、友人の医師と話しましたが

「医師」と言いますと

私から見ますと

そりゃ社会的地位もあれば

頂く「禄」も多いはず。

 

しかし彼は言いました。

 

「30、40の時は私は荒んでいた」

「同級生たちは次々と良い仕官先を見つけ

また開業していく」

「これで焦らぬ方がどうかしている」

「それを経験したればこそ

現在は地味ではあるが変凡な毎日が愛おしい」

 

と。

 

私とは逆パターンでした。

 

今、そら多種の問題を抱えています。

それらが一絡げに襲ってきまして

わたしゃ盛大にパニクってます。

 

厭世観プンプン。

 

しかしながら

 

一つ一つ問題を個々に解決し

 

きっと

「あんな時もあったよね」

と回顧する時がきっと来るはず。

 

いや、必ず来ると信じ

も一回

積み上げて行くわ。

 

実際やらなきゃいけないんだからさ。

乗り切れない試練は与えられないはず。

それを信じて愚直にやるわ。

 

とりあえず

今日は午後から鹿児島。

そして許せば明後日には実家に。

 

これがまたデカイ問題抱えているんだなぁ。

 

頭いてぇ〜!

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