田舎はめんどくさい。ごめん。本音です。

老人介護にゃ金かかる〜♪

 

泉谷しげるさんの曲に

「ロックンロールにゃ金かかる」

てぇのがありますが

この曲の替え歌でも歌いながら

と思えるほど

「実家詣」は大変なのであります。

 

尾籠なお金の話の前に

まず会話が「大変」を通り越して

こちらの頭が

どうにかなりそうな塩梅ではあります。

 

父は既にアルツハイマーが進行していて

施設ですから

会話もへったくれもないのでありますが

問題は母。

 

これが年の割に、

と言いますか

思うにボケていないのですよ。

 

会話していて都合が悪くなると

 

「私を幾つだと思っているの!」

 

と年のせいにして激昂しますが

その習性は表現こそ違えど

彼女が若い頃から

激情型の情緒不安定、物言いは

変わっちゃいないのです。

 

「あ〜 こりゃダメだ」

 

と我が身の不運を嘆くしかないのですよ。

 

ところで彼女の希望で

施設には入っていませんから

「独居老人」なのであります。

 

ところが独居でも所帯は所帯。

 

小さなところでは

公民館の維持費なんてぇのもありますが、

地域に払うべきお金が結構な金額なのです。

 

お隣さんのご好意でそこら辺は

私が行った時にまとめてお支払いと

お願いしていますが

尋ねるたびに

 

「えっ!」

 

となる金額となっています。

 

何しろこれまた立派にして見事な過疎地域。

お年寄りが多いのなんの。

当然毎回どなたか鬼籍に入られる。

その一個一個の香典の金額が、

まぁ尋常ではない。

 

ほんでまた

また必ずどなたか入院される。

 

まぁそりゃそうですわな。

普通にお年寄りなら

どこかしら悪くなって

それから家にお戻りになることはない。

 

その入院された時に出す

片道切符の

「お見舞金」も

こりゃまた常道を逸してる金額。

 

今回は病院代に

何かしらのエクストラコストが

かかった模様。

毎週ドクターが来て診て下さってます。

 

が、預けていたお金から

「タクシー代」と見慣れない結構な金額が

支出されていました。

 

しかし

まだ「討ち漏らし」があった模様。

聞けば即対応せねばなりません。

で行きましたがな。

車飛ばして

インフルエンザ代を払いに。

 

母の欲しがる物を買いに出たり

金融機関に行ったり

出たり入ったりで動詞的に

結構忙しい。

 

その間を縫って

父の施設に行くのでありますが

そこで介護計画等を聞きまして

「さて」

と立ち上がりますと

 

「このお支払いをお願いします」

 

と施設費以外の支払いを求めらます。

 

口座引き落としにしているのですから

一緒に落としてくれれば良いものを。

と明細を見ますと

 

「こりゃ公的には引き落とせないよな」

 

の内容。

 

入所者さんの誕生会の毎月の負担。

家族と共に節目節目で行われる

行事の為の積立金等。

 

これって考えちゃいますよね。

だって身寄りのない人とか

全然身内が寄り付かない方もいらっしゃる。

そんな方からは

どうやって収納するのでしょうかねぇ。

 

私も母もその手の行事には参加も

招かれたこともありません。

 

しかし、

 

人質を取られ

もとい

 

面倒をおかけしてしている身。

そんなことは

お首にも出すもんじゃありません。

 

「あ〜 ご面倒おかけします」

 

と財布をのぞけばトホホの状態は

とっくに過ぎていて

 

「あ、すいませんATM行って来ます」

 

と詫びてこれまたトンボ帰り。

 

で、また実家に一旦寄って

帰路に着くのでありますが

帰りの車の中で

すっかり軽くなった財布と

思いっきり重くなった頭を抱え

正直いつまで続くのか

考えるだけで憂鬱となる

わたしゃ立派な

 

「親不孝者」なのであります。

 

話変わりますが

そう言えば

先週、縁者から

相続放棄の

「はぁ?」

の話しがあっていたのでありますが

その話はいずれまた。

 

もぉ本当に田舎ってめんどくさい。

 

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