「天高く馬肥ゆる秋」の大間違いについて。

「天高く馬肥ゆる秋」

 

いや日々空が高くなり

気持ちが良い季節となりました。

 

しかし、私の様に齢を重ねて参りますと

あと何回こんな気持ちで「秋」を

迎える事が出来るのか?

その辺りが心もとなくなる季節でもあります。

ガキがまだ小さいのでそんな感傷的な事

言ってる場合ではないんですけどね。

 

ところで

「天高く馬肥ゆる」

とは秋を迎えるにあたり

日常的に使われる

言わば「常套句」。

 

その意味はと問われれば

「馬肥ゆる」

「食欲の秋」

が連動して食べ物が美味しく

体重が増えても「いいじゃん」。

 

もしくは男性が女性をからかう時に

良く使っている様子。

 

が、しかし、でも

 

全く意味は

その語源は違います。

 

言葉とその使い方は時代と共に

変化はしていきます。

言葉そのものも時代と共に変化して

それで会話と意思の疎通ができるのであれば

全く問題はないのであります。

 

それが証拠に辞書に書かれる

「意味」も時代ごとに増えている。

それについては

書きたい事がありますから

機会をみて書こうかと考えております。

 

ところで、この手の慣用句、

一応その語源だけは押さえておいて損はない。

いや、知っていなければならない。

事、この「天高く」につきましては

全く意味が違うのでありますから。

 

これは「目黒のお魚」とは違い

古代中国から来ているのであります。

 

現存する地球で最長の人工物。

そう

万里の長城。

 

あれは何の為にあるのか?

元々「中国」とは

厳密に表記しますと

「中原」

現在の中国の真ん中付近のみでありました。

 

そこから南は

南の野蛮人が住む「南蛮」。

東は文化的に遅れた人種が住む「東夷」。

んで北は

「北狄」

ホクテキと読みます。

 

この北狄さんが良く攻め込んで来たのですよ。

その防波堤が長城。

 

これがまた強かったらしい。

そしてここが肝心。

彼らは騎馬民族。

機動力が当時としはハンパなかった。

 

そのハンパない彼らが攻めて来るのが

「秋」。

なぜなら一年を通じて

お馬さんの体調がすこぶる良いから。

収穫を迎え栄養たっぷりのお馬さんに

乗って攻め入って来る。

 

まぁ馬の食欲と

人間の食欲を例えるなら

あながち現在の使い方も間違いとは

一概に言えないのではあります。

 

が、

 

「北から騎馬民族が攻めて来る!」

「警戒厳にせよ!」

 

の意味が真であります。

 

と、たまには知ったかぶりで

まともな事書いてみたかったりする。

 

私はコーヒー好きで

家から淹れて持って来るのですが

コーヒーって離尿作用が大いにある。

夏場は汗となり

そうは感じないのでありますが

普段通りに飲んでいて

おトイレが近くなりますと

 

「嗚呼、秋なんだな」

 

と感じるのでありますよ。

 

アイキャッチはスタバのタンブラー。

確か子供の中学受験の時

池袋は東口のスタバで求めたもの。

 

清算の時

「エッ!?」

と感想し元を取ったれと

使い倒しておりますが

こちらは流石に良く

「お漏らし」なさいます。

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