一過性の残留農薬の健康被害と蓄毒性の土壌汚染の健康被害の違い。

無農薬の食材は安全と言われているが

 

よしんば食物として自然に摂取した微量の農薬については

代謝によって体外に排出される。

まぁ「無農薬」に越したことはないのである。

 

しかし重金属とになると話は違う。

存外この種の問題は意外と知られていない。

土中から植物に蓄積され

それを人間が食べる。

そしてこれが一番の問題であるが

一度人体に蓄積された重金属は

代謝によって体外へは排出されない。

 

よってこれのもたらす健康被害は甚大である。

 

なぜこの話題かと言えば

現在輸入食品

特に野菜における残留農薬が問題となっているが

その野菜が蓄えている重金属については

全くなんの検査もない。

 

残留農薬についても輸入品全品検査しているわけではない。

何故かと問われれれば

当然物理的な問題。

検査する人が少ないすぎるからである。

 

何しろ日本全国での「検疫官」の人数は

400人であるのだから。

相手国の検疫官を信頼するしか手はない。

 

元々我が国の残留農薬の基準については

特にEUのそれと比してかなり

いや大幅にゆるいと言われている。

 

話は変わるが

国内産の流通においても

特に問題がない場合

蓄積された重金属の値を

調べることはしない。

では何を持って消費者たる我々が

自身と家族を守る判断材料とするか。

 

それは産地の土壌の重金属の含有値を持って判断するしかない。

 

んで、ちょいと調べてみた。

外食産業が主な御用達の工業発展著しいお隣のお国はどうか。

確かにスーパーでの小売でも我々の懐に大変優しい。

が、びっくり。

 

サンプリングの場所にもよるのだろうが

我が国のそれと比較して

 

水銀は24倍

鉛3524倍

ヒ素1495倍

有機塩素59倍

 

一般論として食品から摂取した農薬の健康被害と

食品から摂取した重金属が人体に及ぼす健康被害は

桁が違うと言われている。

 

蓄毒性の健康被害は甚大なのだ。

 

ゲンキンなもので

ご近所のスーパーでパプリカを売っていたのだが

その産地が先ほどのお隣より更に近いお隣の国産だった。

それが先日EU産に変わった。

即、手にする安易な人は私です。

 

結論から申し上げれば

 

地元のおっちゃんおばちゃんを信頼して

「地産地消」が一番かな。

 

と思うこの頃であります。

 

アイキャッチは宇城市道の駅

宇城彩館」さんのです。

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