「日本の一番長い日」役所広司さん主演。を観た徒然。

夏が盛りを迎えんとするこの時期

年老いてからある感慨に浸る。

 

誰しもであるが

8月15日を迎えるに当たってのそれである。

 

70年を超える年月が過ぎようとしているのだが

我が国ではこの日を境にそれぞれに考え

また各界で毎年の様に議論がなされる。

 

過ぎたことへの是非

またこれからあるべき姿

この事には憲法が深く絡んでいるせかも知れない。

 

それは国民総意ではなかったことにも

理由を見つけることができる。

純然な民主主義、議会が起きる前

まだ占領下での発布であった故

それは仕方がないと言えば

そうであるが

では逆に真剣にイデオロギーを超えて

主権を取り戻してから

民意を反映しつつ議会がこの問題に

取り組んで来たかと問えば

そうではなかった様に

私は思う。

 

何事にも

「まずありき」

前提条件として各種の議題が論議されて来たと

これまた私は思う。

 

もう70年を過ぎれば世代も変わる。

 

この我が国を引っ張って行く

年代層の多くにこれが適したものであるのか

さらにこれからその任を担う人たちに

これが最良であるのか。

時として深く考え込むのである。

 

過去の事例を範とすることに

些かの躊躇もない。

しかし

それにこだわるあまり

これからを担う人たちまでも

硬直化させる結果になるのではないかと

憂慮もする。

 

実際、その全文を読んだ人が

国民の何割いるであろうか。

初めて全文を見た時

分量の多さに驚いたことを覚えている。

 

その一部分だけ取り出して

盛んに論議

また揉め事が起きるが

まさに木を見て森を語るが如しである。

 

今日はチョイと問題文だったかな?

 

タネを明かせば

dTvで役所広司さん主演の

「日本の一番長い日」

を観たのよ。

 

彼は素晴らしい役者さんですよね。

どんなシリアスな物語でも

セリフの語尾のアクセント一つで

安心して鑑賞できる作品にしてしまう。

すごい役者さんです。

 

あ、モッくんも良かった。

改めて。

 

アイキャッチは

「日本のいちばん長い日」公式HPです。

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