現代の若者は我々の若い頃より数段能力が高い。

 

実感です。

多分何事においても。

 

少し前の事になりますが

子供の学校の文化祭に行きました。

 

「高校生の文化祭に親が行くなんて！」

 

と呟いた貴方！

もうその時点で現代から取り残されていますよ。

現在では普通に文化祭も体育祭も

結構な人数、親が来ています。

 

私も親バカと言われるの承知で

毎年行ってます。

子供に会うのが目的ではありますが。

 

しかし、実際行きますと

これがまた疲れるのですよ。

 

まず休憩するところがない。

そこで数年前から吹奏楽部の演奏会場の

観客席で座り込む事が慣例です。

 

一応演奏は聴きますよ。

これがまた結構上手。

それが実証されるのが個別のパートの演奏。

管楽器は元々あまり得意ではありませんから

良くはわからないのですが

弦楽器

特にギターの演奏となりますと

「昔取った杵柄」

でありますからどの程度であるか

良くわかるのです。

 

これがまた上手いのよ。

もう私らの頃とは桁違い。

良くギターの特性も使っていて

テクニックも半端ないのです。

それに

これがスゲェは

リズム外さないのね。

当たり前のように。

全然安心して聴いてられるのね。

もうビックリ。

 

さらに今回はオマケ付きで

一通りプログラムが終わって

3年はこれにて引退ですから

遠方から駆けつけた親たちと

記念撮影が盛んに行われていました。

その間にバックミュージックに

テンポの速いジャズが流れていました。

 

ノリの良い曲で

「いい選曲ね」と

てっきりCDかと思っていましたら

端に片付けたグランドピアノに

何やら部員たち数人が集まっています。

一人の部員が勝手に弾いていたのです。

 

もう唖然でした。

最後の音をポーンと鳴らし

その手が勢いよく挙がったら

周りの部員が

イェーイ！

正直に、脱帽。

降参。

参りました。

 

勿論クラシックから始めたのでしょうけど

しかし、それから自分で発展させた

その技量には驚きを隠せませんでした。

 

巷の若者のスマホの文字の早さには

常々感心していましたが

何事においても

もはや現代を生きる彼らと

我々の頃と比較するのはナンセンス。

 

彼らの学習、習得、発展能力は

凄まじいものがあります。

と、つくづく「老い」を無理やり

感じさせられるのでありますよ。

 

彼ら見てると

「この国の未来も捨てたものじゃない」

と明るい気分にもなるのです。

 

只々、私とは異次元です。