ISAKの一期生が卒業。学校教育の進むべき道は多様である。

インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢

 

略称ISAK

 

まだ開校前であった数年前

サマースクールが行われた。

 

その理念と概要を

静かに熱く語る職員の知人が軽井沢にいた。

軽井沢警察署の並びのカフェで話に聞き入った。

そしてそれは頭から離れなかった。

 

世界、特にアジア圏からの入学生を迎え

現在行われている高校教育とは違う切り口

有り体に言えば「リーダー」を育てる事に

主眼を置き

 

自ら考える教育方針に魅入られた。

 

国際バカレロアが取得できるのも魅力であった。

 

何度か話を聞き

お知らせの登録をして良くメールも頂いた。

新しい建物が建つ。

その過程と完成した画像を観る度に

激しく悩んだ。

 

当時、我が子は鹿児島の中学に入学したて。

実に悩んだ。

サマースクールに参加させるか否か。

日程の都合上

実際参加すると一年休学する事になる。

 

鹿児島まで夫婦で出向き

担任の先生に相談するほど

悩んだ。

 

先生は持参した資料を読み理解し

「行かせるなら今でしょう。」

「復学は可能です。」

が、子供が1学年遅れることを「良し」とするか。

賭けである。

 

結局、現在のヒエラルキーに抗えぬ

バカ親がそこにいた。

 

17日の土曜日

TBSの報道特集でISAKの卒業までの道のりが

放映された。

 

激しく後悔した。

行かせるべきであった。

そして数年後の入学をさせるべきであった。

 

その魅力は場所ではない。

学校そのものでもない。

そこから巣立つ生徒を見て持った感想である。

 

さらに

なんと返済不要の奨学金給付性が7割に達する。

 

それだけ取っても

設立者、小林りんさんの理念がわかるのである。

 

そこで培った能力が現代に世界

特に日本で通用するか否かはわからない。

しかし、明らかに視点を転じ自らを主張できる

生徒が巣立って行った。

 

これもまた

「あの時」

の結果論である。

 

どうして私と言う人間は。。

まぁ気を取り直して

センター試験まで後大凡200日。

 

つくづく中庸を好む凡夫であることよ。

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