タイガーウッズさんの逮捕画像から考える「報道の自由」。

一昨日タイガーウッズ選手が交通違反で検挙された。

 

まことに運転できる状態ではなかった。

さすがにアメリカである。

その時の映像が公開されている。

 

動画を見れば

「はい了解」

なのである。

 

法律が違うのであろうから

可能なのかもしれないが

我が国では公が撮影した

現場の画像は公開されることは

まず「ない」。

民間人がたまたま現場に居合わせて

撮影したものが

マスコミで放送されることはあっても

公のそれは見たことがない。

 

翻って、太平洋を挟んだ

今度の彼の国の大統領。

特定のマスコミを指定して

そこの質問には答えない。

とテレビカメラの前で明言している。

 

これまた我が国では

経験できないことである。

 

例えば菅官房長官が

定例の記者会見で

「おたくの新聞社の質問には答えない。」

と明言したらどうなるか?

 

その後のマスコミの騒乱は想像に難くない。

つまり我が国ではそれは

「できない」。

 

片や、それを国のトップが明言する。

「現場」の画像はOKで

トップが回答の拒否を明言する。

このギャップは一体なんなのだろう。

 

ひとまずこの話は置いておいて

「報道の自由」とは聞く言葉である。

 

それは彼の国でも

我が国でも最も

知る権利を担保する解りやすく

重大にして簡便な手段だから。

 

何しろ「民主国家」なのである。

一応。

 

いえね

政府の公式発表が全て本当のことを

言っているかと問えば

どの国も

多少「色」つけて発表している事くらい

大人なら分かりますよ。

 

我が国でも3.11の放射能に関する発表。

あの時は枝野さんでしたか

全然事実と違っていましたよね。

 

国を代表して発表しているのだから

時の政党は関係ない。

あくまでも「政府」

国の発表なのです。

国史にも記載されます。

 

民主主義を実現させ続けるには

まず主権者たる国民が知らなきゃ

話にならない。

 

その手段として報道のあり方が

今問われていますよね。

それがネットの発達で

考えもしなかった方向に進みつつある。

 

現在は何を知るにもまず「検索」ですが

その検索先もマジなのかどうか、

これはわからない。

何しろネット上にみなさんの勝手な解釈が

これでもかと氾濫していますので。

 

ますます持って

事の是非、善悪を判断できる人間に

なることが要求されつつある

かなり高度な社会になりそうな予感が

プンプンする昨今であります。

 

街角至る所に監視カメラ。

氾濫するスマホにはGPS。

アジテーションしやすいネット環境。

 

これって

考えを持たない国民を

管理するには持って来いの環境を

着々と整備しつつある気がしてならないのですよ。

 

そう思いません?

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