骨粗鬆症にはまだ早かった。骨折後、骨は再生されていた。

細胞は老化し寿命を迎え死滅する。

 

が、新しい細胞が次々と生まれ

身体を維持していく。

 

臓器、器官によっても

その時間はまちまちらしいのですが

骨もそうであるそうな。

意外なことでした。

私にとっては。

 

昨年の夏、骨折しました。

もう「完治」なのですが

稀に疼痛がありますし

経過を見てもらう為に

二ヶ月ぶりですか

いつもの熊本市は味噌天神の

竹下先生の元に参りました。

 

治療については勿論ですが

大変博識のある先生で

時間が許せば世間話しをするのも

治療以外の密かな楽しみでもあります。

 

今日もそうでありました。

実に柔らかい口調で

実にシビアな質問が

これまた実にさりげなく発せられます。

大凡、外科治療らしかなぬ高度な知力が

この病院の世間話には要求されます。

 

不意を突かれ

真剣に答える。

それもあってこの病院に行くのが

楽しみでもあるのです。

 

診断はレントゲンを撮り

その経過を見て

「繋がってますね。」

で、完治となったのでありますが

一旦待合に戻り待っていますと

再度診察室に呼ばれました。

 

そこで面白い画像を見せて頂きました。

骨折した一ヶ月目の画像と

現在の画像の比較です。

これ。

 

元は業界人ですから

この被写体の濃度の差は露出かな?

と思ったのですが

実は違っていました。

 

骨折するとその部位は使うのを避けます。

すると骨密度が下がり

画像右側の様に写るそうであります。

 

骨の密度が下がる。

意外でした。

それは年寄りの専売特許だとばかり。

そして現在は左側の画像の様に

「濃く」再生されています。

 

概ね骨の場合

30日から60日で再生されるそうです。

その再生が追いつかなくなったら

待っているのは

「骨粗鬆症」。

 

結論から申し上げますと

まだその年には至っていなかった。

なのでありますよ。

一安心。

 

ところで先生の話を聞いていて

ある疑問が。

 

各臓器、

勿論皮膚も含めて

その細胞どもが死滅し

新しい細胞に入れ替わっている。

それは理屈ではわかりました。

 

するてぇと

なんですか

目の前にいる先生は

去年の先生ではない。

と言う事になりゃしませんかね。

 

「新生」した先生。

 

別人?

脳細胞は再生しないから

人格は一緒なのよね。

すいません

マジ与太話でした。

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