目の前で交通事故。実感。人生が変わる瞬間ってあるのね。

一瞬で人生が変わること。

 

色々ありますが

その中でも特別にして別格なのは

「事故」

でしょう。

 

よくあるのが交通事故。

どちらが良い悪いを抜きにしても

まず心の動揺が辛いですよね。

 

一昨日の夜

帰宅途中の出来事。

夜7時半くらいだったでしょうか。

下り坂を下りきったところに

交差点がありまして信号は赤。

先頭で待っていますと

ルームミラーに写る

車道を結構な勢いで下って来る

一台の自転車。

 

細いタイヤから

スポーツタイプでしょう。

無灯火。

「あぶねぇなぁ」

と、こともあろうに

私の横をすり抜けて

そのまま信号無視で無造作に交差点に進入。

下り坂ですからかなりのスピード。

「エッ!」

瞬間、まさかの事態が頭をよぎりましたが

次の瞬間

その「まさか」が起きちゃった。

 

当然ですが青信号信じて

交差点を通過するタクシーの正面に。

 

これまた瞬間にして

自転車が視界から消えました。

 

衝撃音と急ブレーキ音。

映像から

ほんの数秒遅れて聞こえてくる

まことに不思議な感覚。

 

救急に電話。

「現場にいてくれ」

との指示があり

現場に行きますと

これまた不思議な静寂。

次々と他の車の人たちも降りてきて

それから大騒ぎ。

 

救急車が到着して通報者であることを

告げますと

「警察が来るまでいてくれ」

まぁ他に目撃した人もいるでしょうから

迷いましたけどね。

 

本音です。

 

当のタクシーの運転手さんも

「お願いします」

 

家内も

「いてあげなよ。

ありゃ運転手さん可哀想だよ。」

 

警察の方がお見えになり

私の身元確認。

初老の運転手さんの肩を叩き

「大丈夫だよ。ちゃんと説明するから」

 

昨夏、こけて足首の骨を折り

それに随分悩まされたのでありますが

生身で走る車に結構な速度で突っ込み

探さなければいけないほど

飛ばされたのですから

多分私の足首とは比較にならない事態と

なっているでしょう。

瞬間にして

人生棒に振る事になるやも知れません。

 

生きていれば。

 

もう片方の当事者も

そら普通じゃなく動揺するでしょうし

その記憶は

時間が経っても

何かの拍子に思い出すでしょう。

見ていた私ですら

しばらくはショック状態でしたから。

 

思うのですが

人が絡む不運な社会的な事。

私も色々巻き込まれましたが

それは振り返れば

自身に起因することが多い。

 

しかしながら

この手の「事故」は

自身では予防線も張れませんし

また、防ぎ様もありません。

よく人は「運」と言いますが

やっぱりあるのでしょうかね。

 

出番が終わったら

そそくさと現場を後にしましたが

帰りの運転が怖くなっちゃいましたよ。

本当は車大好きなのにね。

 

車使わない生活をしたいですなぁ。

 

「でもよく遅延するしなぁ。」

ボソッ。

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