「笑っていてください」あなたは十分幸せなのです。

「笑っていてください。」

 

先日あるご婦人に

お会いした時に言われた言葉です。

 

たまにお会いするのですが

実に爽やかにして

もの言いがはっきりしてらっしゃる。

 

彼女は地場の実業の世界でも

良くは知りませんが

一目置かれる成功された方です。

それも基幹産業に於いて。

 

その笑顔が「営業用」なのか

「自前」なのか

判断がつかなかったのでありますが

先日お会いして話し込んでいるうちに

「自前」であることがわかりました。

 

いつも身なりはキチッとしてらっしゃるし

常に微笑みを絶やさず

こちらの気持ちに沿う様な話し方ですが

その中に

ご自分の意見もしっかり入れて話される。

 

今回お会いした時に

私に向かいキッパリとおっしゃいました。

 

「いつも笑っていてください。」

「それがあなたには似合っています。」

 

と。

 

理由を尋ねますと

私と出会った6年ほど前になりますかね。

当時は彼女

自死まで考えるほど

色々な問題を抱えていたそうです。

悩み考え抜いた末

その原因はと言いますと

自分にあると結論付けたそうな。

 

自分が暗い顔をしていると

負の連鎖が起きてしまう。

 

そこで開き直り?

この世の中で比較する行為は問題だけど

 

「私はまだ生きて生活できている」

 

そう考えますと

 

「自分がいかに幸せか」

 

と思い至った。

 

それからと言うもの

常に自ら幸せである事を

体現する「笑う」を実践して来たそうです。

 

そうしましたら

今まであれほど巨視していた問題が

それほどでもないことに気が着いた。

さらに今度はプラスの事柄が時間をかけ

向こうからやって来た。

 

「あなたが笑うと周りが幸せになります。」

 

「あなたは今、十分幸せなはずです。」

 

「気がついていないだけですよ。」

 

ともおっしゃってくださった。

 

それは時間がかかるし

現実世界に生きているのですから

決して容易なことではありません。

 

家庭に帰って家内と話していても

すぐに忘れ、自我を出してしまうことからも

難しいことはわかります。

 

それをおして笑顔を絶やさない。

実に簡単な様で

深く人間の生き方に根ざし

継続するのは難しいものであります。

「笑顔」と実際の表情で表現されてますが

実は「心の持ち様」なのです。

 

しかしまぁ実践しようとしたら

早速昨夜家内と一悶着。

 

それにさ

こんなムサイおっさんが

四六時中「笑顔」だったら気色悪くね?

 

でもやる気満々なのよね。

だって

実践してる人がいるんだもの。

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