浅間ヒルクライム 車文化を支えるイベント。

浅間ヒルクライム

 

ご存知でしょうか?

ここ御当地九州では名前を聞いた事もある方も

少ないかと思います。

興味のある方はHPをどうぞ!

 

車、バイクのレースでは「まだ」ありませんが

思い思いの車、バイクをエントリーして

浅間の登りを思い切り走る。

勿論、公道を時間封鎖の許可を得て。

 

ここからは素人目線、

思ったままを書きますね。

 

公道の使用許可を苦労の末取り付け

そして各方面に趣旨を説明して周り

スポンサーを集め

コースマーシャルも自力。

今年あたりから急激に

世間の耳目を集め始めています。

 

私も含め車好き

それもチョイとこだわりのある方には

大変気になるイベントです。

私がたまにお邪魔するカフェのオーナー

星野さんもこのイベントを推進されております。

HPです。

 

大昔

浅間山ではヒルクライムがありました。

レースだったかな?

モーターサイクルで

確かダートコースだった様に聞いています。

それが途絶えて久しい。

 

現在車文化は

「文化」と勝手に呼ばせてもらいますが。

それが私にとっては妙な方向に進んでいる。

古い人間、

もしくはこだわりのある人間にとっては

ちょいと危機感はありますね。

 

車、バイクの文化は

これまたlotの様に変革の時を迎えているのは

間違いない事なのでしょう。

時代の要請なのですから。

でもそれはメール主導の印象が私は拭えない。

各メーカーさんから出される新型車。

どれも皆、同じコンセプト。

形も似てきています。

それはそれで良い所もあるのですが

乗って楽しめる

眺めて楽しめる

いじって楽しめる。

そんな部分が全部取っ払われた印象はあります。

中にはマツダのロードスターの様に

出色のものもありはしますが。

 

単なる移動手段である車、モーターサイクルに

なぜこだわる人がいるのか。

私も含めてですが。

語り出したらキリがないのであります。

その内語ります。

「熱く」。

 

我が国では一時期ブームとして

車、モーターサイクルのレースがありました。

が、結局

文化として定着はしませんでしたね。

 

大昔、私がガキの頃は

F1に当たるカテゴリーのマシンは

エンジンは前についていました。

ロータスのスポンサーが

オリンパスでボディが真っ黒

ロゴが金色だった時代。

エンジンサプライヤーが

コスワース 一社だった時代。

少ない情報をかき集め

ワクワクしていた者からすると

大変寂しい状況であります。

 

モーターサイクルもそうですね。

全く同様の状況です。

こちらの方がより厳しいかも知れません。

 

しかし欧州では全く状況が違います。

勿論、内燃機関の発祥の地ですから

その思い入れは全く違うのでしょうけど。

 

公道レースでは

有名所で「マン島TT」があります。

昔「世界のHONDA」が社運を賭けて挑み、

見事勝利しその名を知らしめたレース。

我が国のメーカーは多岐にわたる

そんなレースで名を売りながら

世界に認知されつつ技術を磨き名を馳せて来た。

そのお膝元では大変寂しいこの状況を

なんと表現すればいいのでしょうかね。

 

他人の褌で相撲をとって

懸賞金をさらって行った。

そんな感じ。

 

しかしその「マン島TT」も

ちょっとヤリ過ぎじゃん?

の状況は確かにあります。

現代技術の進歩と言いますか

そのアベレージスピードがハンパない。

摩擦係数が低い公道をでっせ。

これが庭先を走るとは、チョツト信じがたい。

マイク ヘイルウッドの頃が丁度良かった。

ここまでとは言いませんが

もっと開かれていて親しめるレース

そしてそれを「名物」にする町も出現して欲しい。

 

ロケーションとしては

「鬼押し出しから旧軽まで」

の軽井沢でとか。

 

有り得ませんね。

でもねWRCでは各国で開催され

ドライバーのシリーズチャンピオンと

メーカータイトルを決めますが

良く考えてみると

ターメリックとグラベルの組み合わせで

あれって「公道」ですよね。

やっぱり「文化」の違いでしょうか。

 

自動車産業で国を潤した感のある我が国ですから

もっと理解と積極性が欲しいものであります。

 

アイキャッチは

AsAmA HillClimbさんからお借りしました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です