温故知新。昔読んだ本の読み返しは楽しいよん。

年も年ですから

これまで色々な本は読んで来ました。

それが身になっているかと言いますと

 

なってはいません。

 

本の種類にも向き不向きがある様で

と言いますか

私の頭が悪いのでしょう。

頭の中を整理する類の本はカラッキシ駄目。

私の脳みそは空間認識ができない。

何しろ自分に取って

心地良いか否か。

それだけで生きている様なヤツですから

「頭を切り替える。」

まるで曲芸ですな。

 

もっとも

自営を始めてから長いのですが

仕事そのものが快感でもあります。

ですから

「切り替える」必要があまりなかった。

宮使えでしたら

その必要はあるのかと思いますが。

 

と、言いますか

元々私の頭は高尚にはできていない。

「日経」さんとかご紹介の本。

読んでは見ますが

「だからどうしろと?」

その方法論が思いつかない。

それよか

自由に空間を飛び回る

そんな小説を好みます。

人から見りゃ「娯楽」でしょうけど。

 

そして思想系の文学部の性でしょうか

その類も好みます。

最近は本屋さんに

出かける機会も滅多にありません。

思いついた本はネットですね。

そして最近のマイブームは

昔の本の読み返し。

 

現在は

アラン定義集

 

岩波文庫です。

今でも売っているのかしら?

実名はエミール シャルティエ。

ちょいとした辞書代わりに

使うと面白いですよ。

「言葉」を丁寧に解釈してありますが

一見、斜に

いや曲解とも取れ

悪意に満ちているかと思いきや、

自分の胸に手を当てて読むと

「はい その通り」

と、結構本質を突いており

正直に

認めざるを得ないのであります。

 

ものを考える事で飯が食える

 

良い時代もあったものです。

現在は余り「大物」には

お目にかかれませんね。

おフランスに多くいらっしゃった。

今も何人かおいでですが

どうなんでしょう。

 

ジャン ポール サルトル

 

インパクトではサルトルさん。

彼以来まだ現れていませんなぁ。

良く聞くお名前はあるのですが。

 

この本とは直接関係ありませんが

エミールさん、

その彼曰く

「毎日書くこと、天才であろうとなかろうと」

これですがな。

 

なんだ

俺って結構良い本読んでるじゃん。

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