旅の始まりと終わり。の、気持ちの変化。

小さな旅行

「お出かけ」でもいいや。

その始まりは

「面倒臭いなぁ」

「行きたくねぇなぁ」

です。

 

私の場合。

 

それが一旦、当日の朝

動き始めると

ワクワクと言いますか

なんとなく気分爽快。

ゲンキンなものです。

 

着くまでも楽しめますし

着いたら着いたで

「良し、次はこれだったよね。」

と実に積極的。

 

不思議なもので

財布の紐も積極的。

 

帰宅してから

生活を引き締めなきゃいけない事などに

思いも至りません。

 

今回は学校行事だったんですけどね。

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お隣の県に泊りがけですから

「お出かけ」には違いありません。

 

子供も12歳から親元離れていますから

たまに会うと、その成長ぶりが

目に見えて、これもまた楽しみであります。

まだ小学校出たばっかりでしたが

それがもう高校二年生。

「親はなくても」

とは良く言ったものです。

 

子供に会える楽しみもありますが

「お出かけ」もまた楽し。

天性の「方向オンチ」ですから

「ほうほう、この道はここへ出るのね。」

もう五年も通っているのに

このザマ。

 

着いた当日は「三者面談」

私のところは

「放し飼い」です。

成績にしても

全ては後で本人に帰結するのですし

親が「ヤイノヤイノ」言っても

どうせ効きゃしません。

 

ですから

「放し飼い」

 

色々な結果を聞いて

「あらそうなのね。」

 

で、お待ちかねの「外出」となります。

子供連れての外泊は楽しいものです。

「飯なに食べたい?」

「なんでも。」

まぁ思春期ですから拍子抜けする事も

ありますって。

 

私は肉が食べたかったのですが

子供が「嫌だ」と言い出すのを

見越して予約を入れていませんでした。

「じゃ肉は?」

と問いますと

「ああ、良いねぇ。」

ですと。

不意を突かれました。

 

「行こう行こう。」

「予約入れてねえよ。」

で、またもやお寿司。

 

なれぬ土地を家族で散策するのも

良いものです。

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「おっ 今度ここ行こうか?」

とか言いながら。

ホテルに帰り

久しぶりに一家団欒。

 

彼が小学校の頃

「めぼしい遺産は見せてあげたい。」

との家内の言葉で

各地に行き

主に京都奈良方面が多かったのですが

覚えているのかしら。

 

キャンプも

「これでもか!」

と鬼の様に行きましたが

それも覚えているのかどうか。

 

彼はどうせ東京の大学に行くのでしょうから

家族三人でこうやって

夜に街をブラブラする機会も

なくなるでしょうし

同じ部屋で団欒を楽しむ事も

極端に減るでありましょう。

 

残りすくない機会を楽しみながら

少々感傷的な親父でありました。

 

開けて明日は三者三様に

学校のボランテイアですから

日中会う事もないでしょう。

こんな楽しみも後一年もないのか。

 

少々寂しい。

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