「能あるタカ」が身近に。気がつかない不幸。

近すぎてわからない。

良くあります。

先日、坂本実千代先生とお会いしました。

先生は私の特別な「先生」でもあります。

何の「先生」なのか。

勿論彼女は類まれなIT技術をお持ちで

その道では知られた存在です。

他にも日本人としての所作等の先生でもあります。

今回お会いして

やっと気がついた事がありました。

たおやかなな口調ですが

「芯」のある会話。

決して饒舌ではありません。

が、選ばれた言葉。

鈍感な私ですから

後で

「あ〜この事だったんだ」

「だからこの言葉を使われたんだ」

が頻発。

そして決して何事もひけらかされません。

どなたにも一歩引いて対応されます。

聞けばお答えになる。

でも帰って来る答えが

その場では私には表面的にしかわからない。

後で言葉を思い出し

よくよく考えて

「おオオォ〜。」

あれだけの知識と教養をお持ちの方が

常に一歩引いて対応される。

なかなか出来る事ではありません。

相当な頭脳の持ち主。

そんな方が身近にいらっしゃる。

視点を変えて考えさせる。

特別な私の「先生」です。

それなのに肝心の私が

このザマ。

なんとも情けない。

そう言えば

うちで中国古典をレッグ訳で講義されていた先生。

彼もその道では類まれな先生でありました。

先日お会いしましたが

また状況が変わったら

講義の約束を取り付けました。

実に喜ばしい。

両者共にですが

「能ある」

ですね。

身近に素晴らしい人がいる。

それに気がつかなかった不幸。

遅まきながら

精進しようかと。

今日の所は

「気がついただけマシ」

としておきましょう。

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