デイケアに行かせた。ケアプランに年寄りの「個性」は入っているのか考える。

先日週一の実家訪問。

生存確認は抜かりなく情報網を

張り巡らせておりますから

心配はいりません。

ですがワガママな母の事。

顔出さないと、それはそれで機嫌を損ねます。

行くとわかっちゃいるのですが

毎回コントになってしまい

こちらがブチ切れそうになるのです。

今回はデイケアに行かせました。

日頃は割と手厚く看てもらっていますが

「たまには他のお年を召した方と交流しないと」

ですので。

施設に行っても誰と話すでもなく

他人様の間でソファーに

深く腰を下ろしている姿を見ると

「これでいいのだろうか?」

と自問自答します。

あの年ですから

積極的に知らない人と交流する事もないのです。

「今更無理強いしてもなぁ」

との思いが強くなります。

ケアマネさんのプランには

その対象者の感情までは入っていません。

デイケアって

いつも世話している

家族の為の様な印象もあります。

四六時中一緒では

そりゃ診てる方には相当な負担ですから。

帰る道すがら考えたのです。

幸い体の方は心配すべきものは何もないとの事。

食欲も自己申告とは裏腹に

ちゃんと食している事は確認済み。

驚くべき事に

用意されたもので、

もの足りなく感じる時もしばしばあるらしい。

そんな時、

自分でご飯も炊き

おかず、おつゆまで

作っているのには驚きました。

物証からそれも確認済み。

テレビが大好きで

空調の入った部屋が大好きな母ですから

当分好きな様にやらせるのが

宜しかろうとの結論に自分で至りました。

年寄りと言っても

当然「個性」がありますから

画一的なケアプランでは当該者に

結構な無理を強いる場合があります。

老いたとは言え、

体には深刻な問題を抱えている訳でもありませんから

「こりゃ長丁場になるな」

と覚悟した次第です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です