何にでも挑戦すべし。良き事なり。しかし裏方は身も細る。

子供を遠隔地に出していると

その帰省は楽しみでもあります。

同じ九州圏内ですから

概ね月に一度はあちらに行っているのですが

家の中に子供がいるのは

「普通」っぽくて良いものです。

が、実際は大変。

うちは「共稼」ですから

まず子供の昼食の心配をしなくてはいけません。

ですが、まず起きて来ない。

結局毎日朝から一悶着。

どうせ家にいても勉強しないのだからと

近所の塾の自習室を使わせてもらっています。

科目を一個だけ登録してくれればの条件で

授業料含めて全て「ただ」

無料でした。

あの「今でしょ」の所です。

帰りは帰りで子供がいますから

遅くまで残業は出来ません。

私が遅くなる日が必ずあるのですが

その日はわざわざ車2台で出かける羽目に。

そして金がかかる。

「あれが欲しい」

「これお願い!」

と手を合わせて頼まれると弱いのです。

エレキもそうでした。

結局フェンダージャパンで勘弁してもらいましたが、

どうもギターの特性がわかっていない様子。

同じ学校でバンド組む事は

決まっているらしいのですが

「何やる訳?」

と尋ねますと

「友達からスコア送ってきた」

見せられたスコアは

アニソン。

力抜けました。

「これがいい」

と指名したギターは私にとっては

とても癖のあるもの。

それをあえて指名したところを見ると

「ちょいと音楽に目覚めたかな?」

と思わせるものでした。

購入してから注意事項を。

「これチューニング難しいよ」

「そうなの?」

「ブリッジ高さ調整できないよ」

「そうなの?」

「これシングルコイルよ」

「そうなの?それ何?」

「これ音とても特徴的よ」

「そうなの?」

これですもん。

「じゃなんでこれにしたの?」

「格好がクラシックで良かったから」

ですと。

本当に力抜けました。

今度は当然の如く

「アンプがさぁ」

と手を合わせています。

おまえどこで鳴らすつもりなの?

部活も好きな様で中一の時から続けています。

それでも結構時間食ってると思っていましたが

その上バンド?

やりたい事はやらせてあげたい主義ですが

流石に心配になってきました。

昔から言われていますが

「子供はいくつになっても心配」

あれ、マジっすよ。

もっとも、親の私はもっと心配ですが。

画像はマーシャルのHPからお借りしました。

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