アップルとギブソン 異業種なれどその将来を 私が心配してもしょうがないか(笑)

アップル、ここ最近元気ないですね。

決算も減収とか。

理由は幾つか素人の私にも想像はつきます。

iPhoneですね。

現在のアップルの主力商品です。

それが6sあたりから

失速しているみたいに感じます。

6が発売された時はその形に目が奪われて

飛びつきました。

でも私だけかも知れませんが

「飽きちゃった」

それもあまり時間置かずに。

5の方が形的には私は好ましい。

ですからSEが気になるのです。

以前にも書きましたが

アップルは新製品を出す度に

我々を歓喜させました。

色んな機能の融合。

斬新なデザイン。

今でもジョブス氏がiphoneを発表したステージは

映像付きで記憶しています。

Macでもそうでした。

新型が発表される度に

「オオォ〜!」

でしたね。

もちろん機能的には

相当洗練されてきていると思います。

私の様な素人には宝の持ち腐れですが。

話変わって、

ギブソン。

Gibson。

アメリカの言わずと知れたギターメーカーさんです。

アコギも勿論ですが

その名を知らしめているのはソリッドですね。

エレキです。

代表格は「レスポール」

有名なジャズギタリストの名を冠したそのギターは

山野のウインドウに張り付いて眺めていたものです。

形も色も仕上げも美しかった。

工芸品でしたね。

若い私達には

とても手の出る様な値段ではありませんでした。

で、巷にはコピー品が沢山。

コピーでも値段は高かった。

有名な所ではグレコ。

神田楽器さんのものは品質も良く

値段もコピーにしては高かった。

でもヘッドのGibsonのロゴに憧れて

バイトを重ね

レスポールよりは値段の安いSGを買ったのです。

これも実物は美しかった。

マホガニーでしょうか。

杢目と塗装の塩梅が見事。

良く磨いていました。

弾いた後のピックガードの傷が大変気になったものです。

これも先日書きましたが子供がエレキを所望しています。

で楽器屋さんのHPを眺める事が多くなったのですが

「??」

ギブソンの値段が異様に安くなっているのです。

中には一桁の万のものもあります。

クリックしてみると

確かにGibson。

コピーではありません。

山野楽器の輸入代理権の終了は知っていましたが

その後こんな状況になっているとは。

勿論ビンテージものとかヘリテイジは高価ですが、

もう普通に買える新品のギブソンは

「オオォ〜」ではなくなっています。

時間の流れと共に人々の思考と嗜好は変わって行きます。

多分、

多分ですがブランドに甘え市場の動向を

良く把握していなかったのではないかと。

結局値段に訴えて、逆の効果が出てしまった。

そんな印象です。

もっとブランドの持つ価値を考えて欲しかった。

憧れのブランドでしたから。

アップルとギブソン。

どちらも全く違う業種ではありますが

革新、もしくはそのブランドを守る努力を怠ると

先々同じ運命が待ち受けているのかもしれません。

一時代を作ったと言う自負に溺れていると、

伝達速度の速いこのご時世。

すぐに足元をすくわれます。

庶民としては

次は何が来るのか楽しみでもありますが。

画像はGibson社のHPから拝借しました。

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