老人介護。ニュースは現実。更に年老いた個性をどう扱うべきか。

週一で実家に行きます。

ここ二ヶ月はこちらが「被災者」でしたから

少し間が開いた週もありましたが

父が施設にいるのと

母が高齢のせいもありですから行ってます。

父は施設ですから

特に心配する事はありません。

問題は母です。

頑なに施設を拒否しています。

もっともケアさんとか関係者によると

逆に施設入所はギリギリまで待った方が良いとの事。

「入ったら結構なスピードで進むよ」

だそうです。

母に関しては毎日ヘルパーさんに入ってもらってますし

それに施設の人が様子を見に毎日行ってくれています。

看護師さんも最近は週2のペース。

ドクターの往診も週一としていますから

「生存確認」は問題はないのです。

が、一人住まいを希望しているくせに

「寂しがり屋」

結構あっちこっちに電話をかけまくっている様子。

更に虚偽の申告をして誰も訪ねて来ないから

私にたまには来るようにと。

週一なんですけどね。

一瞬同居も考えました。

しかし現行の介護関係の規定によれば

同居すると介護関係の費用が

増える事は避けられないとの事。

試算してもらったら

現行の倍を超えます。

現在でも結構かかっていますから

現実的ではないでしょう。

介護費用だけではなく生活費までかかっているのですから。

「抜け道」を施設の方から教授いただきましたが

それも

「なんだかなぁ〜」

なのであります。

施設の方とケアさん、

ヘルパーのリーダーさんと話し合いましたが

母のオツムの状態

母は我儘でなんでも自分の都合の良いように

解釈する癖は若い頃からなのです。

それなどを勘案して出た結論が

「私たちがいるのだから

彼女の生活は全く心配しなくて良いから

しばらくはこのまま行って下さい。」

との回答でした。

もっとも職場が全く違う場所ですから

元々これには無理があったのです。

それとこれは全く別の問題ですが

来るべき日に備えて

そろそろ家の片付けを始めなくてはいけません。

いつその日が来ても良い様に

用意はしておかなければいけませんから。

改めて家の中を見渡すと

その物量の多さに力が抜けます。

田舎の家ですから大きいし広い。

そこに健康な頃

「これでもか」

と家財道具を置いた結果

「これどう処分すればいいのよ?」

と頭を抱える事態となっているのです。

母がまだ頭だけはピンピンですから

「これいるの?」

なんて聞けませんからね。

いきなり血圧を上げる事態となります。

夏を迎えジャングルと化した

庭もどうにかしなければいけません。

見積もりを依頼していますが

多分腰を抜かす事になるでしょう。

それにとても大きな倉庫が二棟もあります。

誰でもいずれは抱えなければいけない

問題の多さと大きさ。

そして煩雑さ。

そして現在の「介護制度」の問題に直面した時

テレビを賑わすニュースなり解説が現実味を帯びるのです。

現在でこれですから

我々の頃はどうなっているのでしょう。

長生きはあまりしたくはありません。

これは素直な「本音」です。

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