試験に向けて頑張る生徒。こちらが気力をもらう。

昨日も夜遅く迄、

資格試験の勉強に受験生が頑張っていました。

今年は地震もあり一ヶ月も全国から遅れています。

とても遅れを取り戻すには時間が足らない。

それに本校がうちに引っ越して来た事もあり

当校としては募集を止めようとしておりました。

それでも、どうしても頑張りたいと言われる方が現れ

現状を話して諦めるのかと思いきや

「やります」

との事。

そうなったら、こちらも後へは引けなくなり

引き受けた次第。

教室は全部貸し出していますから

ローテーションを組んで事務室にあるPCを使い

始めたのです。

その中で、同じ職場から来ている二人組がいます。

当初はその職場からは一人の筈だったのですが

話を聞いてる内にもう一人も頑張りたくなった様子。

仕事が終わってからと、日曜日。

二人並んで仲良く授業を受けています。

講義が進みますと当然単元毎にテストを行います。

「二人並んで仲良く」ですが

試験の結果は同じと言う訳には当然行きません。

点数に差が出ます。

そんな時は指導が大変難しい。

何せ同じ職場の同僚です。

条件は、ほぼ一緒。

私は成績が悪いと怒ります。

何故なら今年の秋が試験ですから

時間的に短く

その間は懸命にやって欲しく

当然合格させてあげたい。

短い時間だから「我慢してくれ」と

前置きして受講を引き受けるのです。

ただ、同一条件であると

これが予想以上に指導が難しい。

まず予定していた点数との差はどうなのか。

そして各々どこを何故間違えたのか。

同じ職場で進度も一緒。

通常の受講生よりも

より詳しく内容を見ていかなければいけません。

今回もまた差が出ました。

「傾向と対策」

「個別指導」

結構疲れます。

本人たちのやる気が見えてる以上

こちらも手を抜く訳には行きません。

色んな事があった、この数ヶ月。

気力が萎えつつありました。

この様な形で努力をしたいと現れた人たち。

これを引き受ける事によって

救われているのは私の方なのです。

画像は消防署の梯子車。

手前の新型はカッコ良いですね。

サンダーバードを彷彿とさせます。

 

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