嗚呼 三菱自動車よ 君を哭く。

三菱自動車が大変な事になっています。

我々は預かり知らぬ事ですが

社会的にかなり旗色が悪い様子。

燃費の詐称とか企業体質とか云々。

燃費に関して個人的な感想を述べますと、

現在まで相当数の自動車を乗って来ましたが、

カタログデーターに近い燃費の車に

出会った事はありません。

と言うか

リッター10キロ走る車に出会った事がない。

それから察するに、

燃費に関しては
どのメーカーも50歩100歩だと、

思ってはいけないのですね。

すいません。

思ってました。

三菱と言えば好きだった車が結構あります。

パジェロ、スペースギア、

忘れちゃいけない

ランエボ。

スペースギアは買った事ありますが

ランエボは本当に悩みました。

トミ マキネンですもの。

トンがった車は好きですね。

普通の形をした「狼」です。

普通じゃありません。

ガンダムみたいでしたね。

パジェロのエボリューション。

これもガンダムみたいでした。

それはそれで悪くは見えません。

「速いぞ!」

と表情から伺えます。

ランエボは乗ってみますと

確かに速い。

GTRも速かったですが

ちょっと速さの質が違う印象でした。

軽く振り回せる。

そして
思った通りにトレースできる。

私の中では「出来」が良かった。

あの様な素晴らしい車を

開発、販売していた会社です。

今回問題になっていますが

私の中では
会社には悪しき印象は無いのです。

それどころか

良い印象を持っていたのですね。

この度、日産の傘下に入るとか。

ランエボの復活は難しそうですね。

同じセグメントの車が多いですから。

ところで、
先ほど「悩んだ」と書きましたが、

何を悩んだのか。

ランエボも魅力です。

しかし対抗馬も素敵でした。

スバル インプレッサ

WRX  STI。

ランエボは同じ四駆でも
エンジンは並列4気筒。

対するインプレッサは
水平対向4気筒。

音が違っていたのです。

とてもメカニカルな印象を持ちました。

ブレーキはどちらもブレンボ。

性能は互角。

値段もどっこい。

で、下した結論が

スバルでした。

これは楽しかった。

楽しいのはランエボも同じですが。

何が楽しいのか。

両者共まず速い。

高速で思いっきり踏むと

即リミッターに当たります。

ブレーキの踏み心地は硬めで、

踏みしろに応じ

効き加減を微妙に調節できました。

ミッションはストローク短く

カチッカチッ。

ハンドリングは四駆にして

良く躾けられ思い通りに振り回せました。

同じ様にハイオクの大飯喰らい。

同じくタイヤは消しゴム。

悪い点も良く似ています。

速さについては皆さんご案内の通りです。

どちらもWRCのホモロゲーション取る為に

生まれて来た車ですね。

良きライバル、良き時代でした。

スバルもレースから撤退し

三菱も今ご存知の通りに会社が傾いています。

どちらの車も同じ時代を駆け抜け

消えて行きました。

三菱が日産の傘下に入る話を知り

いつもの通り感傷的になっています。

残念です。

画像はそのインプレッサ。

これにチャイルドシートを付け

毎日子供の幼稚園までひとっ飛び。

でしたとさ。

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