熊本地震 激震体験7

昨夜いつもの寝所に行きますと
お隣さんが待っていました。

大層心細かった様子。

しばし談笑して眠りにつきました。

それにしても車中泊は結構きついですね。

これだったらテント設営した方が
良かったのかも知れません。

ですが昼間留守にしますから、
それはできませんね。

Docomoが通信量の制限を取っ払ってくれました。

これは助かります。

今は何するにしてもネット経由でないと出来ませんから。

特に車中泊していると情報はスマホに限られます。

朝、車中泊しているグランドへ
避難所に朝食があるからとの知らせに行って来ました。

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で、びっくり。

対応した職員さんが
「この避難所にいる人だけです。」
との対応。

「車中泊していますから」
と訴えても聞く耳持たずでした。

最後はおにぎり二個もらいましたけどね。

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いい年したオッさんがこんな目に会うのかと
泣きたくなりました。
情けなかった。

実際は物資が余っている所と
不足している所の差がひどすぎます。

余っている所では、日持ちしませんから
「廃棄」しているとの事。

足らない所では、実際私が経験した通りです。

物資以前に「尊厳」を他人様から
傷つけられる事がこたえました。

今日、熊本市の建築関係の部署に88回電話して
やっとつながりました。

要件は、
職場の建物を使って良いのか検査のお願いです。
それがないと人を入れる事が出来ないのです。
中はこちらの管理ですから業者さんにお願いしていますが。

「外観だけですよ」

とのつれない返事。

女性でしたが。

10日かかるとおっしゃる。

もう少し早くお願い出来ないかと尋ねました所

キレられました。

「自分は車中泊である。

困っているのは皆んなだ。」

と。

思わず言い返しましたよ。
大人気なく。

「あなたはこうやっていても月給がもらえる。
私ども自営は自分で稼がねばならぬ。
そこの違いをどうしてわかろうとしないのか。」

もちろん、

「言葉が過ぎました。」

と、詫びは入れておきましたけどね。

田舎なのでしょうか。

どうも行政は「上から目線」に感じた1日でした。

 

「熊本地震 激震体験7」への2件のフィードバック

  1. 余震の中、生き抜いていくことが大変なのを心配しております。
    今はネットの時代、沢山の情報を知ることが出来ます。神戸の時は、大変なんだろうなぁと思いましたがテレビで報道されたこと以外知りません。前回は、被災の中にいて夢中に生きました。熊本は、多方面から情報が入りますが、遅々としている感じです。大きな地震が来て、家が壊れ、土砂崩れ、余震の頻発。人間にはどうすることも出来ない天災です。でも、避難所に避難する。救援物資が届き、受け取る。片づけをして、普通の生活に戻る準備をする。これらは、行政の仕事です。そのために私たちは平時から税金を払っているのです。避難所にいる人だけ?避難所に入れない事情があるのです。なんとお役所仕事。腹が立ちます。88回は、みんなも掛けているので仕方ないけど、対応はお役所ですね。誠意を感じません。言ってもいいです。公僕なんですから。
    今後改善されることを願います。

    1. 実際みなさん大変だと思います。
      でもね、自分たちで稼いで生きて行かなければならない。
      そんな心情を少し察して対応して頂きたかった。
      中心部でこのザマだから、酷い所では
      もっと色んな事があると思うよ。
      行政の方に個人的な事でキレられてもねぇ(笑)
      採用された時
      「市民に尽くす」
      と誓って職についた筈なのにねw

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