もう随分前ですから
記述違いがあってもご容赦。

本当に自身の記憶だけで書いてます故。

確か1990年。

ちょいと前から
「来るぞ〜来るぞ〜」
と噂されてはいましたが、

来ました。

場所は東京ドーム。

「後楽園球場」の後釜です。

大塚製薬がスポンサードだった様な。

ポカリスエットですね。

当然「満員御礼」

チケットはS席で一万円。
総額いくらだったのでしょう。

確か４回か５回連続公演でした。

で、本ちゃんのコンサート。

実は良く覚えてないのですよ。

「本物〜！」

のインパクトが強かったもので。

この公演のCD出てるので改めて楽しみます。

すいません。

ただ、以前に行っていた
他のバンドのコンサートとは大きな違いがありました。

見事にショーアップされていたのです。

舞台も宝塚並み。

「ロックもここまで来たか。」

との印象を持ちました。

現在はこれがフツーに感覚的になってますが。

当時は面食らいました。

多少粗野な所が
ロックコンサートとのイメージが強かったもので。

実際私の好きな彼らの国外での画像は

ハイドパークから始まり

オルタモント、その他諸々

結構粗野っぽかったのです。

所が、あれを見ただけで
事情が全く変わっていたのを良く理解しました。

初来日がキャンセルされてから随分経ちます。

その間に多くのアルバムが出て曲風が変わっていた事や、

金持ちから「大金持ち」になっていた事を。

初めて目にするミックは良く動きました。

が、なんか歌い方が平坦に聞こえたのを記憶しています。

キースも良く動きますね。

足を投げ出したり、のけぞったり。

やっぱりカッコ良かった。

もうロニーに変わっていましたから

キースのギターがやけに目立って聞こえました。

ミック テイラーの頃は
彼のギターが上手く、また重かったので
まんま「ロックバンド」風味。
キースを良くカバーしていました。
逆かなw
なにせ元ブルースブレーカーズですもん。

ロニーはフェイセズの頃から

そのプレイはあまり好きではありませんでした。

ちょっと軽いと言うか、

声で言うと「ダミ声」っぽいと言うか。

線が細く感じられるのです。

その印象は今でもあります。

キースのギターは上手いのか下手なのか

今だにわかりません。

でも「雰囲気」ですよね。

思うに私が持ってるプレイのイメージが、
強すぎるのかも知れません。

当時なんとテレビコマーシャルまであったのですよ。

メインはキース。

足をさっと伸ばして同時にのけ反るカッコ良いCM。

もちろんポカリスエットです。

そしてビル ワイマンのベースを見たのは

これが最初で最期になったのです。