税金 エトセトラ

日本人は「お上」に弱い。

特に税金にしては「取られる」と良く表現される。
「払う」ではなく「取られる」である。
「お上」から。

お上もお上で「源泉徴収」なる
世界でも類稀な徴収方法を考案して「取る」のである。

よしんば申告漏れ、故意か過失かは別として
そのペナルティを受けたとしても日本社会では
「犯罪を犯した」との意識は低い。
「取られた」である。

所変わってアメリカ合州国。
移民の国である。
ヨーロッパ、いや世界から食い詰めた人達が
新天地を求めて東海岸に上陸を始めたのは、
つい数百年前である。

集団を組み西へ西へ移動しながら
気に入った所でコミュニティを作り住み着く。
コミュニティでは皆貧しい故
それぞれが出来うる事を提供しながら町を作っていった。

自分たちで町、社会を作っている。
その気概は、多分私たちには心底理解できないであろう。

時代は移り使役、資材の提供で町を作って行く事が、
「所得に見合うお金を出す」に変化した。

所得に見合うお金を故意か過失かは別として
「払わなかった」「ごまかした」場合どうなるか。

重罪である。
そもそも「税金」の概念、成り立ちが違うのだから。

苦労して作ったコミュニテイへの裏切り。
その集合体たる社会への裏切りである。
恥ずべき犯罪なのである。
そして、それに与えられる刑も重い。

有名な話だが、かのアルカポネ。
投獄されたが、その罪状は「脱税」であった。

現在、我が国の税金に対する意識の低さは
事業者の意識の低さと繋がっている。

中には意識高い人もそりゃいますよ。
でも大半の中小零細、個人事業者は税理士、会計士に
丸投げが殆どです。

税理士も税理士で色々。
その指南の方法もそれぞれ。

これ以上は止めましょうw

自らが自らの会社の透明性を担保しないで業績が伸びる訳がない。

と、誰かが言ってましたw

しっかし、昨年度のを今年納めるつーは辛いですなぁ。
ウチは7月ですけどね。
今文無し ぺぇぺぇですもん。

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