話し変わってアパートは杉並にありました。

学校やら色んな所に行く為には新宿はどうしても通ります。

むか〜し

「丸い緑の山手線、真ん中走るは中央線」

のテレビCMでおなじみのカメラ屋さんが新宿にありました。

そこは当時でも先見の明があったのでしょうね。
フィルムカメラ全盛の頃、別館を建てて時計とか
カメラと関係のない人が興味持つ物を売ってました。

で、チラシが入っていたのですが
ロレックスのエクスプローラー１が安売りされていたのです。

当時から少しずつ時計に興味が出て来ていた様に思います。

あまり詳しくありませんでしたが
流石にロレックスとオメガ位には
興味を持つ様になっていました。

エクスプローラーは当時人気は全くありませんでした。

確か２０万くらいで売られていた様に思います。

当時は「正規物」「平行物」と差別が激しく
「平行物」のロレックスは日陰扱い。

売れてなかった様です。

今みたいにロレックスとか他のブランドの時計も
左程注目されず
永きに渡り「正規物」の定価も変わりませんでした。

為替もあまり変動なかったですしね。

ず〜っと後になりますが、当地でも老舗の時計屋さんが
定期的に良く「買えっ！」とお越しになる様になりましたが
その頃エクスプローラも買いました。

でも３０万から４０万の間だった様な気がします。

世間ではあまりその時計は認知されておらず、
くだんの時計屋さんの社長さんから

「この時計はベルトを変えてすると粋なんだよ。」

と変な指南を受けていました。

今、レアと言われるロレックスは殆ど人気がなく
売れ残ってましたね。

コスモグラフ　デイトナもフツーにありましたし、
「買えっ！」と言われても流石に「これは〜」のミルガウスも。
今思えば「しまった！」です。

少し脱線気味ですがご容赦。