カウンターカルチャー 高校の部

今もそうですが入試は偏差値勝負。

進学する高校を決めるにあたり毎月行われていた
都の標準テストの平均偏差で絞って行きます。

で、どうにか入れる学校に入る事が出来ました。

まぁ人並みに受験勉強はしたのでありますが、
夜中はほとんどFENを聞きながらでした。

「Far east network 810 on your dial Tokyo」

流暢な英語

当たり前ですが

それからいきなりストーンズが流れてきたりしてもうワクワク。

そうして入学した高校ですが、
先の女性先輩の他にもう一人私の人生を狂わせた、
いや彩った女性が教師としておられました。

津田塾大学出身の英語の先生。

今書いていて気がつきましたが
「津田」には結構「縁」があったのですねぇ。

で、その先生はフツーに授業もするのですが、
稀に変な授業をやらかします。

中でも丸ごと一限使いやった事がありました。

「現在の日本とアメリカの関係についてどう考えているのか?」

それこそ

「はぁ?」

です。

唐突に聞かれても、
さらにどの部分についてなのか広すぎて答えようがない。

で、順番に発表となったのですが

「わかりません」

のオンパレード。

私の番になり逆に質問してから多少の言い争いになりました。

時間が来て授業は終わりましたが、
先生が私の元に来て

「放課後研究室に来なさい。」

その学校には職員室の他に教科ごとの研究室がありました。

何事か?

と放課後恐る恐る行くと

「あんた私の読書会に入りなさい。」

でありました。

こちらも都合がありますから何日間かの

「ヤダ」

「入れ」

のやりとりがありましたが、
結局入る事になってしまいました。

で、テキストを聞いてまたびっくり。
「話の特集」だったのです。

ネタとしては頭の片隅にはあったのですが、
まさかあれをテキストとして使うとは。

どんな読書会になるのか正に「びっくりポン」でした。

一年生は私一人。

後はみな上級生でしたから
大人しく聞き手に最初は回ってました。

が、その先生には読書会以上に私の人生に
影響を及ぼされた事柄があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です